車両の調子もだいぶ良くなってきたので距離を稼げるようになってきましたが。。。エンジンの外表面温度が異常(感覚的に?)に高くなっているような気がしたので、計測してみることにしてみた。って話です。
非接触タイプの温度計で対象の温度を測定しようと思ったのですが、外表面の温度の指標が解らなかったので、今回はオイルの温度を測ることにしました。今回の測定である程度データが集まったら外表面の温度も計測してみたいと思います。
僕のアリエルはエンジンボトム側のオイルパンにドレインボルトを取り付けてあるのですが、オイルパンを作った時にM16で作ったのでヨシムラやアクティブなどの油温センサーを取り付ければ、温度を取れるようになっています。
ドライサンプですので本来であれば、オイルパンから油温を拾った方がいいのですが、大げさなメーターを設置し常用するとも思えませんので、簡易的でいいので油温計の代わりになりそうな物が無いかアマゾンを物色していたところ、380円の水槽用デジタル温度計を見つけました。
MAX110±5°安物のわりにワイドレンジで中々な精度です。もちろんセンサーは防水です。ドレインに穴を開けて格安温度計のセンサー部分を埋めようと思ったのですが、線が思いのほか短く、エンジンに接触しないよう取り廻すことできなかったので、今回はオイルタンクにディップスタイルです。
オイルタンクに戻ってきた循環オイルがどれぐらいなのか、謎ですが感覚的にはパン側の油温-20度ぐらいですかね。オイルのタンクのブリーザー側から上手いこと入れられるかと思ったのですが、ギリ入りませんでした。昔の牛乳ビンスタイルです。ラップに輪ゴム。
外気は34.6°あっつ。
オイル温度は34.7°。
約10分ぐらいで73.0°
20分で77.8°
+20度ぐらいだとしたら100°位かな?
暑すぎて人間が先にダウンしそうなので、日中はこれにて終了。
次は夜間の部
外気温が26.0°
約20キロ位は知って最大値で73.1°位でした。
思いのほか温度が高いのは走行した距離と平均速度の関係でしょうか。
次は早朝の部。
少し早起きして箱根まで走ってきました。
茅ヶ崎の気温は30° 箱根は21°もはや寒かったです。
行きの西湘バイパスで73.6°位
箱根の上では60°位
行きの西湘で思いのほか上が回らなかったので、箱根でMJの番号を上げました。
帰りの西湘は72.0°位。
今回の結果から思いのほか油温が上がっていないことが解りました。エンジンの温度からしてもっと上がってると思っていてので意外な結果です。巡行速度域では100°(80°+20°)位に収まっているようです。アイドリング時の油温の上がり方も見ていたのですが、数分止まっているぐらいではそんなに影響は無いようです。せいぜい6~8°位ですね。むしろ。外気温が20度を下回るとオーバークールの可能性すらありそう。現状であればオイルクーラーは要らなそうですねぇ。これからは夏本番ですから様子を見る必要はありますが。
そもそも+20°位ってのも怪しいものですな。パン側の温度も計測してΔtを求める必要がありそうです。