47″ Triumph T100
今回はレーシーなイメージでご依頼を頂きました。車両は47トライアンフt100となります。フロント周りはすっきりとしたカスタムで、フランダースのライザーを前方に少しドロップしたした形にセッティングされています。
Price:¥35,000
タンクはストックスタイルでタンクメーターは取り除かれ、センターにクロノがリロケーションされています。シートは今となっては珍しいBATESのカラーストライプです。リアフェンダーはオリジナルのMODEL-Aフェンダーですね。雰囲気よくヤレていていい感じです。テールライトはビュイックのカウルライトかな?おしゃれです。
この手のカスタムではあまり使わないシートですが、タンクや太めのフェンダーとマッチングしておりました。オイルタンクの雰囲気もすごくいいです。
ご依頼主からはレーシーな雰囲気でご依頼を頂きましたが、パターンにご指定はございませんでしたので、こちらにて40年代後期から50年代に
使われていたパターンや色を選定し施工を行わせ頂きました。
レーシーな雰囲気というオーダーにどのようにすれば良いのか少し悩み、40~50年代の資料を確認し今回は40年代のSALTLAKE BONNEVILLEで実際に走っていた車両に施されていたピンストをイメージソースとすることにしました。おおよそのデザインをお伝えし、ご希望の色をうかがったところ、赤がいいとのことでしたので、赤色で施工をさせていただきました。こうゆう枯れた雰囲気の車両には赤が良く似合います。ただ普通の赤では発色が強く、当時の使わていた赤とは少し違う雰囲気になってしまいますので、今回はマルーンに近い色に調色をしています。すべて施工直後の写真のため、艶がでていますが、時間が経てば目立たなくなってきます。
タンク全体にフレイムス。リアフェンダーはうるさくなりすぎないよう、フレイムスはセンターに1本。再度には長くスキャロップを入れました。
オイルタンクにはガソリンタンクとフェンダーのバランスをとるため、軽く赤で線を引き。黒でレタリングを入れました。
書体はVondutchに少し寄せてます。
レーシーなイメージというご依頼でこういった形に仕上げることができました。毎度の事ですが、マッチングタイムな施工を心がけておりますので、今回は太めのラインにド初期スタイルのフレイムスを施工しました。やはりバックグラウンドにマッチングした施工は違和感がなく収まりがいいですね。トラディショナルなデザインなので長年乗っても飽きません。ご依頼社様にも満足いただけとてもよかったです。
ポイントでライト周りとメーターにも線を入れます。社外パーツにも軽く線を入れることにより、もともと付いていたような雰囲気がでます。
全体のバランスを確認しながら施工をしていますので、引きで見た時のバランスも良いです。
今回のデザインは二面性を持たせてみました。
走行中。横からの見た目は薄く。
停車中に上から見ると派手め。
見る位置で違った雰囲気を楽しむことができます。
こちらの車両で35,000円で施工させていただきました。
デザイン費用こみですので、デザインにお悩みの方もお気軽にお問い合わせください。