Buco初期トラベラーについて

なにこれ?偽物ですか?的なネガティブコメントの多い、初期トラベラーですが結構好きで集めています。

初期トラベラーって何よ?って方も多いかと思いますので、ざっくり説明すると。。。生産は1950年代から60年代初期頃まで。イヤーパッドが白く内装は硬めのウレタンスポンジでいちよう吊り天井です。

インターセプターやレジスタルはこの頃には吊り天井でなくなっていますので、トラベラーの吊り天井は40年代の名残でしょうか。イヤーパッドはPVCのような合皮で出来ており、内側の茶色い表皮はパサパサに経年劣化しているのが常です。

初期トラベラーの後期生産品(50年代後半から60年代初期←ややこしいですね)は内表皮の材質が変更されています。パサパサ対策かな?

イヤーパッドは後期トラベラーと違い首の後がわまでグルリト繋がっております。この辺はイタリやフランスなどのヨーロッパ系メーカーの影響かな?白(オフホワイト)のリブも特徴的ですね。

サイズ展開は  XS  、  S・M(兼用)  、  L の3種類。シェルサイズも3種類。当然ながらXSシェルが一番人気。そもそもXSは子供・女性用にリリースされいたサイズなので流通量少なめです。後期モデルよりXS・Sはバンタムという別シリーズに名前が変わってしまいます。

左S 右M

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初期トラベラー(吊り天井)

XS

S・M

L

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中期トラベラー(白イヤーパッド、アジャスタ付き)

XS

S・M

L

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後期トラベラー(アジャスタ付き)

ML

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バンダム(アジャスタ付き)

XS・S

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左:後期トラベラー  右:初期トラベラー

左:後期トラベラー  右:プロテクター

後期トラベラー(アジャスタ付き)モデルはM・L兼用のため初期・中期よりもシェルが大きく出来ています。別に深く被らなくてもいいんじゃね?ってここ数年は思うようになりましたが、後期以外の吊り天井モデルは、天井を切れば深く被れます。手軽ですね。初期トラベラーの特徴であるイヤーパッド&モールと後期トラベラーの特徴であるアジャスターを兼ね備えた中期ってのもありますが、こちらはあまりそそられる部分が無いのでスルーいたします。

 

人気も需要も無いヘルメットですが、僕は好きで何個か持ってますって話でした。

 

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コメント

  1. バター より:

    コメント失礼します。
    画像の数々のヘルメットは、コレクションとしてまだご所有なんですか?

    1. Gaku より:

      コメントありがとうございます。
      全てではないですが、一部残っております。

      WEBSHOPにて販売している物を御座いますので、
      お手空きの再に御覗いてみて下さい。

      宜しくお願い致します。
      野口

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