
前々からやろうと思ってたんですが、中々時間が取れなくて放置してたヤツです。
ここ数年、AEEとR.SONSから60年代~70年代後半(AEEは70年代半ばまで)に販売されていたエアクリーナーカバー(アメリカ風に言うとキャブカバーね)の再販品が出回ってます。僕が初めて目にしたのは3年位前。確かヤフオクだったかな?それから数年、アメリカでもちらほら目にするようになってきました。これは日本の物がアメリカで出回っているのか、アメリカでも似たような物を作っているのか。。
確認のためにアメリカで出回っているリプロを仕入れてみました。ちょろっとインスタに載せた事があるので見たことある方もいらっしゃるかもですが。。。そんなに興味ないだろと思って掲載したところ、何件か問い合わせをいただいてしまい、当時は検証前だったので、「売れちゃいました。てへ」って感じで卒なく返信をさせて頂きました。その節はごめんなさい。しっかり手元に残ってます。
では検証します。
もはや見た目は同じ。ぱっと見で区別はつかないでしょう。
よーく見るとリプロの方が面が荒い気がします。鋳造の巣も心なしか多い気がするかな?
オリジナルはメッキをされてますので、単純な比較は出来ないのですが、リプロの方が荒い気がするなー。
寸法もほぼ同じ。
もはや違いは見当たりません。強いて言えば、リプロの方が板厚が厚い気がする。。程度です。
バックプレートは全然形が違うので、バックプレート見たらすぐにわかりますが。。取り付けられてたら、解んないな。
よくできてる。
バックプレートの元型はウォータージェットで切ってるのか、断面の粗さがそのまま鋳造時に出てきてしまっています。
これはすぐにリプロってわかるね。クロスのセンターに湯口が残ってます。
やっぱ巣が多いきがするなーー
結論
凄くよくできてます。10年後にはリプロとオリジナルの区別がつかなくなる事間違いなしです。リプロを作る時はふつうオリジナルとの区別がつくよう、変更点を加える物ですが、これもあるのかな?R.SONSはロゴとか潰れてるので、すぐにわかるけどオリジナル見たこと無い人だったら本物と勘違いしちゃうよね。そもそも二件とも版権生きてるんじゃない?