ホットロッドの再配線1|必要な物

1927 Model-Tのグダグダ配線関を嫌々引き直した時の記事となります。


色々な人々の手を渡り僕のところにやってきた27 Model-Tですが、僕を含め各方面から様々なラインに手が入っている為、継ぎ足し+用途不明のラインがそこらじゅうにある、まさにフランケンシュタイン状態でした。このままじゃどーしょうもないので、心機一転配線を全て引き直す事にしました。

電装系は必要最低限しか無いので速攻で終わるだろうと高を括っていましたが、やりだすと中々考えさせられる場面と遭遇致しましたので、次回のためにまとめる事にしました。何回かに分けて投稿致します。

僕が購入した時点で配線は全てPAINLESS(ペインレス)に交換されていました。PAINLESSはアメリカのハーネスメーカーとなります。配線一本一本全てにコード(ヘッドライト、ウィンカー、ブレーキ等)がプリントされているため、迷う事無く配線を引く事が出来る画期的な配線キットです。今回も同じキットを使用して引き直せば迷う事無く、すぐに終える事が出来たのでしょうが、ふとした時に目に入るビニール配線が気に入らず、全て布配線で引き直す事にしました。せっかくなので、ヒューズボックスもブレード式からガラス缶式に変更です。

因みにフランケシュタインは博士の名前です。
モンスターを作った博士がフランケンシュタイン博士でモンスターには名前は在りません。実に可哀想な生い立ちですね。死んだ上に勝手に生き返らせられて名前も無いなんて。しかも村人から化け物扱い。うーん。早速話が逸れました。本題に戻ります。

初めに必要部品リストを作りました。

ヒューズボックス
各種端子
布配線
ネガティブアース&スターター用コード
アスファルトコードルーム
熱短縮チューブ
グロメット
ウィンカーリレー(2ピンor3ピン)
ライトソケット(3ピン)
ライト、スタータースイッチ各種

次は使った工具類となります。

テスター
ニッパー
ストリッパー
電工ペンチ
ヒートガン
布ロープ

ざっとこんな感じです。抜けている物も在りそうなので、思いだしたら追記します。

各項目の説明に入ります。

ヒューズボックス
ガラス管タイプのヒューズボックスに変更しました。僕の車両は走行に必要のない物は全て取り外してありますので、ヒューズが必要な所はライト類と電動ファン位です。10ラインも作れば十分でしょう。ヒューズボックス(プレート)は秋葉原で買いました。

ホルダー

各種端子
端子類は時代に合わせ亜鉛メッキ品にしました。平端子も使いません。使用するのはリング端子とギボシのみです。今後の事も考え、ボディーとフレームの中継はカプラーの使用も考えたのですが、見た目が悪いので今回は使用しませんでした。

端子セット

布配線
ライト等のリペア用に保管しているヴィンテージ布配線の使用を予定していたのですが、ケーブル自体の抵抗値が高く電圧降下が予想よりも大きかったため、使用を断念しました。合理化が進み過ぎた日本であえて、時代遅れの布配線を作っている会社が在る別けも無く、国内では中々見つける事が出来なかったので、サクッと輸入する事にしました。布引にも何種類かなります。外皮が布だけの物、布の上にコーティング(ビニール?)がされている物。布の上にコーティングされている物が中々厄介です。昔使った事が在るのですが、経年劣化でコーティングが硬化してポロポロ剥がれるようになります。そして何より紫外線により白く濁ったコーティングがみっともないです。そんな訳でコーティングなしの布引を探しました。購入した配線一覧は別記事で書きます。リンクはこちらです”使用配線の選定方法

布配線

ウィンカーリレー
一般的なウィンカーリレーとなります。2ピン、3ピンどちらでも構いません。パイロットランプが必要なら3ピン。不要なら2ピンでOKです。どうせ買うならICリレータイプの方が良いかと思います。

ICリレー

ライトソケット
これも一般的な物です。HI、LO、GNDの3ピンでOKっす。

ライトソケット

 

スイッチ各種
装備によって変わりますが、僕は一般的な3wayメインキー(停止、ACC、スターター)とトグルスイッチを何個か買いました。この辺の配線方法も別記事で書きます。

KEY

 

凄く中途半端ですが、時間切れのため今回はここまでとします。

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください