何かと忙しく更新が出来ずにいましたが、グダグダやっても仕方が無いので、出来ている部分まで追加する事にしました。ホットロッドの再配線自体はだいぶ前に終わっています。実際の作業内容を文章として書くとなると、中々難しいですね。
引き間違えや、引き忘れを防ぐ為、今回は系統別で再配線を行いました。系統別の配線図を記載致しますので参考にどうぞ。
1.ヘッドライト&テールライト
バイク並みに単純な配線となります。ライトスイッチはリレー無でも使用できる大容量接点の物を使用しました。ヘッドライトのカプラーやフットスイッチについてはこちら「接続法方法について」をご覧ください。
2.デスビ、スターター関係
一般的な3wayタイプのメインキーを使用した配線となります。僕の車両はヴィンテージマグネトー(Harman&collins)に交換していますので、コイルと抵抗(レジスター)は使用していませんが、かなり少数派のカスタムだと思いますので、コイルを使用した配線方法を記載致します。IGNからコイルへ繋がる配線の間に入っている抵抗はとても大切な役割を果たしています。エンジンクランキング時はスターターソレノイドを経由してデスビに電気を供給しますが、通常のアイドリング時(セルが回っていない時)は抵抗を経由してデスビまで供給するようになっています。デスビにくっ付いてるコンデンサーはエンジン高回転時にポイントの閉じている時間が少なくなり、一時コイルに十分な電流を流す事が出来ず、二次電圧を昇圧出来なくならないように取り付けられています。コンデンサーとポイントは消耗品ですね。詳細はまた別の機会に書きます。
コイルと抵抗を足して一定の値になるよう調整を行います。一般的には4気筒は3Ω8気筒は1.5Ωになるように調整を行います。超低抵抗のコイルを使用する場合はお乗りの車両に合わせ、抵抗値を調整して下さい。抵抗値を正しくセットしないと、ポイントやローターの無駄な消耗の原因となります。
2-1.汎用キーシリンダー
こちらは3wayタイプ詳細となります。超シンプルですね。解る人なら一瞬でカギが無くてもエンジンを掛ける事が出来てしまいますので、防犯のため隠しスイッチをどこかに設けた方が良いかと思います。一番右まで回すとバッテリーとスターターのラインが繋がりセルが回る仕組みです。ハーレーやトラなどのセル無車両で使用する場合は、ACC、イグニッション、バッテリーの配線だけでOKです。少し難易度高めですが、マグネトーの車両の場合はスターターとバッテリーの部分は使用しませんので、ここを使ってリセットボタンを作る事も出来ます。意外と便利ですよ。
パワー(オルタ、ジェネ)、ホーン、ブレーキなどの配線図も出来上がっているのですが、アップロードできる規格に変更したり、トリミングするのが非常に面倒なので、時間が出来た時に追加します。