普段はヤフオクはほとんど見ないのですが、カスタムショーの車両搬出待ちの間にあまりにも暇だったので、久しぶりのヤフオクパトロールしたら非常にけしからん出品物を見つけました。
それがコレ。
BSAまた買っちゃいました。今回はB31です。
なかなか朽ちていますが、安かったので仕方がないですね。
2020年はパンでレイトスタイルのショーバイクを作ろとおもい、パーツも色々と揃えていたんですがお蔵入りですね。
にしても変な形していますね。このナセル。なんなんでしょう?
Golden Flashについてるとカッコよく見えるナセルもB31だとしょぼく見えます。横から見るとよくわかるんですが、ライトがはみ出ています。ライトも変なのが付いてます。
細かいところを見るときりが無いですが。。。。少しづつ戻していくしか無いですねぇ。
幸なことにBSAはパーツが出やすいので予算を充てればどうにでもなるはず。ODEONみたいなウインカーも撤去です。配線も全部やりなおし。
作業開始は来年以降ですが、今のうちから少しづつパーツを集めておきたいので、現状確認のためエンジンを始動させました。
キャブはインドキャブ(台湾製かな?)に変わっているので、始動前のグズグズはなさそうです。
マグダイのコントロールレバーも撤去されてたら厄介だなと思っていましたが付いていました。
圧縮もあるしオイルのリターンもあるしプラグを新品に変え、フル遅角させてキックで始動。
と思ったら、キックが抜けました。ギア飛びですね。リターンスプリングも外れてるのかアームが戻ってきません。
オイルのリターンはギアを入れてリアタイヤを回して確認していたので、キックギアが抜ける事に気が付きませんでした。
英車あるある。この辺がダメな英車ってホント多い気がするのですが。。
元からなのか、陸送中にこうなったのか気になったので出品者の方に問い合わせたところ、出品時はキックは正常だったらしいので陸送の振動で外れたかな?
おかげさまでエンジンの始動も一苦労。もし初めからギアが抜けていたなら中々ですね。
どのみちギアボックスのブッシュがほぼ全滅状態なので、開ける必要がありそうです。
キックを上げたり下げたりしていて気が付いたのですが、いきなり圧縮をかけずにゆるーく踏めば抜けない事も判ったので、スローで
踏み抜いたらエンジンかかりました。凄く大変ですが。
まずはギアボックスですね。治すかリビルトを買うか。
ところで風切り版ってこの向きであってるんですか?
この年式は純正がリジットでオプションがプランジャーです。
プランジャーのままでもいいのですが、インドネシアで純正リジットNOSを見つけたので買いました。
WW2で軍落ちしている車両なので、純正パーツの生き残りも結構あります。インドネシア郵便はアジア圏の中では優秀な方なので、2週間ぐらい到着するはずです。
なんでゴールドスターじゃなくてB31なのかですが、昔同僚のイギリス人の父親に本当の英車の良さはmiddle class のシングルを
乗らないと判らないって言われた事があったので、一度乗ってみたかったんです。
これが終わったらゴールディーも挑戦したいですね。
仕事が忙しくて中々手を付けれませんが、暇な時間を見つけて進めていきたいと思います。