今日はディガーの写真を集めてみました。個人的には好きなスタイルですが、日本だとあまり目にしないスタイルですね。人とは違う個性を求めてる方、2016年のプロジェクトにいかがでしょうか?
ディガー(Digger)は数あるカスタムスタイルの中の一つとなります。70年代にはアレンネス(Arlen Ness)などの影響によりそれなりに流行りました。フリスコチョッパー(Frisco chopper)の進化系とも呼ばれたりしていますが真相は謎です。
基本的に車高は低めで、スプリンガーやテレスコピックタイプのロングフォークを使用し、リアはリジット仕様の車両が多いです。フレームは過激なストレッチやスムージングにより原型をとどめていない物が多く、タンクはコフィンやプリズムなどの角ばったタンクをハイトンネル化し低く取り付けている車両が多いですね。ハンドルもチョッパーと違い低く幅広のハンドルを装備した車両が目立ちます。
カラーはゴールドリーフなどのピカピカ系が多いです。70年代のドラッグレーサーはゴールドリーフでゼッケン番号を書いていましたので、そこからインスパイアーされた物だと思います。当時の写真を見てみると前後ドラッグストリップのタイヤを履いている車両の写真も結構あります。つまりDigger=street draggerじゃん。って事ですが誰もstreet draggerとは呼びません。なぜでしょうか?響きが良くないのかな?Diggerの由来はバイクに乗ってる姿が、お墓を掘る人(Digger)に似ているかららしいですが、いまいち想像が付きません。
「掘る」や「発掘」などの意味を持つdigを名詞の形に変化させただけですね。名詞なので意味は「掘る人」とか「鉱員」とかです。
初期Digger
低く、長く作られています。フレームもスムージングが施されています。。右の車両は完全にstreet draggerですね。
中期Digger
初期と比べると、ドラッグ感が大分抜けて来ました。初期Diggerにはアクセサリーやドレスアップパーツが付いていませんでしたが、中期Diggerには取り付けれれています
後期Digger
この頃になるとハンドルもプルバックしドラッグ感が大分薄れてきています。速さよりも華やかさって感じですかね。