バイク用本革ロールツールバッグ

バイク用ロールツールバッグ再生産致しました。

数年ごとに製作販売しているのですが、最近問い合わせが多くなってきたので、販売再開致しました。特に理由があって数年間隔って訳ではないのですが、作るのもそれなりに手間(僕は何もしていませんが。。)がかるので、数年おきってだけです。下の方にも書きましたが、ここ数年ですごく腕のいいレザークラフトマンの方とも知り合う事が出来ましたので、なるべく在庫で持っていようと思います。

前回は1個20,000円でしたが、今回は22,000円に値上がりしてます。物価上昇に伴い値上がりってのもありますが、使用しているビンテージバックルの価格高騰が影響大です。(リプロも出ているので、そのうち切り替えるかもしれません。)

今回は国産本革のバケッタレザーを使用致しました。素材にするまでに手間がかかるため、コスト悪の革ですが雰囲気よく経年変化するのと、表皮のシボの雰囲気がオリジナルに近いため採用致しました。オイルもしっかり入っているし、ワックスもかかっているので、高温多湿の日本での使用にも向いていると思います。それなりですが防水性もあります。財布とかカバンによく使われる革なので、経年変化具合が秀逸です。

寸法や中の作りはオリジナルと同じですが、オリジナルのリベットは強度がいまいちなので、今回は鋲に変更しました。リベットより少し厚みがありますが、鋲の方が革への接地面積が増えていますので、強度は増していると思います。見た目はほとんど違いありません。

オリジナルと今回の作った物を並べてみました。ご覧の通りほぼ同じです。笑 

上段:2022年製 下段:1970年代製

隠し鋲もちゃんと打ってます。ポケットのサイズは均等振りではなく、場所場所でサイズを変えてあります。入れるもの毎に使い分けができるようにです。フラップ付きの小物入れはボタンからチャック式に交換するって案もあったのですが、チャックにすると壊れた際に厄介なのと物を入れすぎれないのでやめました。非常に伸びの革なので、いろいろな物を入れてみてください。笑

革の厚みも要所ごとに変えてます。強さとしなやかさが必要な本体は2.5㎜厚で製作し、内側は丸めた際に邪魔にならずある程度強度がある1.5㎜厚です。ベルトは大量の工具を入れてもちぎれないよう、最大厚の3.8㎜を使用しました。革を使い分ける事によるコスト高もありますが、分けた方が使いやすいですよね。

以前作った物を使っている方すみません。今お願いしているレザークラフトマンの方は仕事が丁寧で上手です。素人の僕が見てもわかります。以前の物より作りが良いです。丈夫さも全然違うと思います。革や鋲などの事もいろいろと提案して頂きました。上で僕が考えたような雰囲気だしていますが、僕は何もしていません。ほぼお任せで仕上がりました。笑

 

 

コストも上がるし、フレキシブルバックルにこだわる必要もないのですが、このバックルが良い仕事をしてくれんです。これのおかげで色々なところに取り付けられるし、工具の量もフレキシブルになります。僕はアリエルで使うときは、ソロシート後ろのフレームにベルトを通して使っています。アイアンチョッパーで使うときはハンドル周りで使用。リアセクションにぶら下げて使うこともできますが、いつの間にかタイヤとこすれて、穴が開いてしまう事があるので要注意ですね。

 

行く場所や車両により内容は変わるのですが、キャブ用マイナスドライバー、片目片口レンチ各サイズ、モンキー(アクスルが咥えられサイズ)、ドライバー±、バイスグリップ(ねじザウルス?作ってるメーカーのやつ便利です)、ラジオペンチ、プラグレンチ、プラグ、ワイヤーの太鼓、って感じですかね。これぐらいなら難なく入ります。最近はアマゾンで買って小さい充電式のLEDも入れています。プラグよりも小さいし、携帯よりも全然明るい。しかも800円位。

バイク用で販売していますが、僕はHotrodにも同じものを積んでいます。空冷ワーゲンにも積んでました。ベルトを締めれば小さくまとまるし、路上で整備するときは広げて使えるので便利です。

国産レザーをハンドメイドで仕上げる贅沢な一品となっております。

Vintage-Parts-Shopにて販売しています。

本ブログにて紹介させて頂いたビンテージパーツは”Vintage-Parts-Shop”にてご購入頂く事が可能です。

最新情報の確認にはインスタグラムが便利です。@vintage_parts_shop

 


Vintage-Parts-Shopにアクセス

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください