色々なビンテージヘッドライト②

70年代頃までのヴィンテージライトを集めました。ハーレー、トライアンフ、チョッパーのヘッドライト選びの参考にどうぞ。 2015.10.14 一部並び替えを行いました。

1.Yankee(ヤンキー)

1-1_Yankee91-92

元々は車用のフォグライトですが、この角ばった独特なスタイルがチョッパー系の車両と相性が良く、最近人気があります。91/92はライトの型番となります。作りも非常にシンプルなライトです。ボディーアースのため、本体から出ている配線は+配線一本のみとなります。

 yankee 91/92

メッキが全体にかかっており、メッキの状態が悪いとアースが落ちなくなります。ご購入の際はお気を付け下さい。玉は4.5インチのシールドビームとなります。買ったは良いが玉切れでつかないって事もありますので、購入前に点灯確認をお勧めします。シールドビーム結構いい値段します。生産は60~70年代です。70年代までと書きましたが、実際には80年代前半まで生産されていたようです。有名な会社にもかかわず、Yankee社について書いてあるブログを見た事が無いので、別の機会に紹介(yankeeについて)しようかと思います。

2.Unity(ユニティー)

2-1_Unity 4-1/2インチ

vintage-unity-light

Unity社は何種類かライトを出していましたが、バイクでの定番サイズは41/2(4.5)インチかと思います。アールデコスタイルにちょんまげロゴが人気の秘訣ですかね。ライト自体も薄く無難な形状のため、ライト選びに迷った際はこちらの定番型が良いかと思います。定番故ライト選びで失敗したくない人にもお勧めです。最近では一時の人気と比べ大分落ち着いて来きましたので、価格も安定してきました。玉数も豊富です。流通量が多いせいかNOSもまだまだ入手可能です。またアメリカンライトカンパニーにしては珍しく未だに現役です。(現在、上記モデルは生産しておりません)因みにこれもシールドビームです。画像の物はワンオフのレンズガードが取り付けられています。オリジナルには無い物です。日本では中々見る事のないスタイルなので、この写真を使わせて頂きました。

3.BLC

3-1_B-J8

B-J8

1930~40年頃のライトとなります。車のバックフォグです。アールデコ系ライトの極みだと思いますが、パンチが強すぎる為、好き嫌いがハッキリ別れます。個性を出したい車両にお勧めなライトです。サイドに有る2本のビスを緩めるとパカッと上下に分割できます。レンズはハマってるだけです。

BLC B-J8

中身はシングルバルブ一発のみなので、バイクで使用する場合は現代の道路事情に合わせ、中身の入れ替えが必要です。厚めのボディーなので、H3であれば問題なく挿入可能です。ひたすら個性を求めている方如何でしょうか?一回り大きい2020ってモデルも存在します。

4.Hella(ヘラー)

4-1_Hella バックフォグ(デュアル)

vintage-hella-light

70年代の写真にもちょこちょこ出て来ます。空冷VWのバックフォグです。僕が昔乗っていた69バリアントにも同じバックフォグが付いてました。当時はメーカーオプションだったようです。クリアーレンズが一般的ですが、赤とアンバーも御座います。変わり種でガード付きってのもありますが高いです。BLC同様に車用のバックフォグのため、オリジナルの状態では光量が少なく、公道で使用するにはかなり厳しいかと思います。本体内部のリフレクターに手を加えればH3を組む事が出来ます。このライトの特徴として、ガスケットが弱く水が中に侵入している物が多いです。水か侵入している物はレンズを見れば解ります。レンズが茶色っぽく変色している物は避けましょう。水が入った形跡のある物はリフレクターやバルブソケットが使い物にならない事が多いです。購入時はお気を付け下さい。

5.Guide(ガイド)

5-1_Guideストーンガードライト

ガイドヴィンテージヘッドライト

こちらGuide製ストーンガードライトとなります。オリジナルはクリアーのシールド球ですが、写真の物はGE製イエローシールド球に変更されています。WWⅡ(第二次世界大戦)の頃にwillys jeepの純正フォグランプとして使われていた物です。戦後は消防車や救急車等のバックアップランプとしても使われていました。流通量は多いのですが、最近良物は減ってきました。入荷してもすぐに売れてしまいます。当店での相場は2~3万位です。

5-2_Guide クロスボーンヘッドライト

 

クロスボーンヘッドライト

 

ガイドクロスボーン

上記同様にGuide製となります。日本ではクロスボーンと呼ばれています。60年代に生産された物ですが、40年代と勘違いされてる方を良く見かけます。写真はスクエアータイプですが、初期型はラウンドタイプでした。スクエアータイプ、ラウンドタイプ共に1960年代に生産された物です。一部似た形状のライトで1950年代に生産された物も御座います。レンズがプラスティック製のため、ヒビやクラックが入ってしまっている物が多いですが、まだまだオリジナルNOSレンズを見つける事も可能です。リプレイスメントのレンズが2枚で1.3万位です。本体相場はレンズとボディーの状態にもよりますが2.5万~となります。デュアルで状態の良い物であれば5万以上は間違いないかと思います。元は車のパークライトです。車種も解っていますが、同業者の方にご迷惑をおかけするといけませんので、車種名は伏せさせて頂きます。気になる方はご質問下さい。

6.Electroline(エレクトロライン)

6-1_Model-82

electroline model-82

小柄なライトですが、レンズガードの形状が独特でチョッパーなどに人気のあるライトです。国内ではキャットアイと呼ばれたりしています。個人的には猫じゃ無くて、ヤギのような気がしますが。。エレクトロラインのライトはいい意味で変わった形状(個性的)のライトが多いです。全体的にメッキも厚く作りもしっかりしていますのでお勧めです。オリジナルは6vシールドビームとなります。12vの車両でご使用になられる場合はシールドビームの変更が必要となります。

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関連リンク

関連項目も多数御座いますので、あわせてご覧頂ければと思います。

ヴィンテージヘッドライト①

ヴィンテージテールライトについて

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