エレクトロラインN5サイドマーカー(バードゲージ)について書きました。
手持ちの資料の中にエレクトロラインN5について書かれている物が無いか調べてみたのですが、詳細が書かれている資料を見つける事が出来ず文明の力インターネットに頼りエレクトロラインN5について調べてしまいました。便利な世の中ですね。インターネットを利用すれば家に居ながら世界中から必要な情報を集める事が出来ます。もはや図書館に行く必要も無いです。Googlemapを使えば気軽に世界遺産を見に行く事も出来ますし。。
インターネット唯一の問題と言えば、数ある情報の中から自分の求めている情報尚且つ、バックグラウンドの取れた正確な物を見つける事が出来るかだけです。インターネットはネット環境さえ整っていれば誰でも情報を共有する事が出来ます。誰でも質問出来るし、誰でも回答する事が出来ますね。故に未だに間違えた回答を見受ける事も在りますが。。。話は変わるのですが、前職では論文を書く事が多々ありました。論文を書く上で切っても切り離す事が出来ない物が参考文献です。先駆者の知恵を拝見する意味でも参考文献は非常に重要な役割をしています。入社して間もない頃に参考文献欄にWikipediaのアドレスを書いて提出したら、上司に「お前は何の勉強をして来たんだ?」と怒られた事があります。冷静に考えれば当たり前の事なのですが、Wikipediaって誰でも編集出来るんですよね。そりゃ参考文献になりませんわ。
話は戻りまして。エレクトロラインは皆様ご存知でしょうか?本ブログでも以前紹介させて頂きましたので、御存じの方も多いかとは思いますが、1940~1960年代頃までオートランプ全般を手掛けていたメーカーとなります。正確にはNORJAYという母体がありエレクトロラインという車向けのオートランプシリーズを販売していました。(出荷地により名前を使い分けていた説も御座います。アメリカはエレクトロライン、カナダはNORJAYとの事です)エレクトロライン純正の段ボール箱を見てみるとNORJAY.COと記載されています。ハーレーで言うところのスポーツスターシリーズみたいなもんですかね。上記理由により、エレクトロラインとNORJAYには同形状にも関わらず名前の違う物が御座います。
N5がいい例ですね。
こちらはNORJAY製N5となります。
まったく同じです。違いはフレームのロゴのみですね。
レンズに入っているN5のロゴも同じです。とは言えエレクトロラインロゴの方が圧倒的に人気はあります。アメリカでもエレクトロラインロゴの方が高いですね。
因みにN5は元々トラック等の働く車向けに作られたマーカーとなります。そのため荷の積み下ろし時にガラスレンズが割れないようフレームでカバーしています。フレームもかなり頑丈に出来ています。実用性を考えたデザインですね。鳥かごのようなデザインの為、バードゲージと呼ばれたりもします。サイズ、デザイン共に優れているためチョッパーやボバーなどのテールランプとして流用される事があります。玉数も少なく値段も中々落ちません。むしろ最近では上がってますね。元はマーカーなのでテールとして使用する場合は手直が必要となります。ソケットの交換だけで済みますので、大した作業では御座いませんが。
こちら、N5-2となります。横のフレームが省略されたモデルです。良く切っちゃったんですか?と聞かれますが元々ないモデルなんです。めちゃくちゃレアです。本体表面には小さくN5-2と記載もされています。
バードゲージ故に人気があるライトですので、バードゲージじゃないN5-2は微妙ですが。笑
通常のN5は豆電球(何て規格でしょうか?)が二個インストールされたいますが、N5-2はソケットが一つインストールされているだけです。微妙な違いですが中身もN5とN5-2では違うんです。
以上エレクトロラインN5についてでした~