バイク用クラシックタイヤの種類とメーカー

今日はクラシックタイヤについて書きます。最近では、クラシックパターンのタイヤを再販するメーカーも増えてきましたので、有名なタイヤを写真付きで紹介して行こうかと思います。ハーレー、トライアンフ、チョッパー等のクラシックタイヤ選びの参考にして頂ければと思います。

ファイヤーストーン リブド

まず初めはこちら。もはや説明不要かと思いますがFirestone(ファイヤーストーン)のribbed(リブド)となります。ホットロッド、バイク共に人気のタイヤですね。僕のホットロッドでも使用しています。ribbedには「うねった」とか「凸凹してる」といった意味があります。サイズによって何パターンかあるので、定番パターンを掲載致します。

デラックスチャンピオン

こちらFirestone社のDELUXE CHAMPIONとなります。こちらも定番クラシックタイヤなので、ご存知の方も多いかと思います。ギザギザパターンが特徴的です。ホワイトウォールも販売されていますので、正統派クラシックスタイルを目指いしている方には良いかと思います。

ボンスター

以前、サイドバルブでホワイトウォールを使用していましたが、1ヶ月ぐらいで真っ黒になりました。ピカピカが好きな私はすぐに交換してしまいましたが、速攻で良い味出ますよ。ホワイトウォールの黄ばみにお悩みの方は「ボンスター」なるスチウールたわしがお勧めです。かなりピカピカになります。小さい物なら数百円で購入する事が出来ますので、騙されたと思って使ってみて下さい。

Firestoneは1900年代初期にドイツ系移民のHarvey Samuel Firestone(ハービー・サミュエル・ファイアストン)によって設立された会社です。Henry Fordの自動車革命に乗じて一躍タイヤ界のトップメーカーへと上り詰めるました。1988年に日本のブリジストンに買収されてしましました。現在でもFirestone名義でタイヤの販売を行っていますが、親会社はブリジストンとなります。

現在Firestone社はribbed、DELUXE CHAMPION共に生産を行っていませんが、COKERTIRE(コッカータイヤ)が再販を行っています。サイズも豊富なので、お探しだったサイズがすぐに見つかるかと思います。「コッカー リブド」で検索してみて下さい。

正直品質は微妙です。当りハズレも在るかとは思いますが、一度コッカーで痛い目を見ているので、フロントにはコッカーを履かないようにしています。

AVON スピードマスター MkII

続きまして、Avon(エイボン)のSpeedmaster MarkⅡとなります。こちらトライアンフ等のヨーロッパ車に人気があるクラシックタイヤとなります。

Firestoneのribbedと比べるとスリムなイメージです。下回りにボリュームを出したい方はribbed、チョッパーやードラッグレーサーススタイルのように細身に仕上げたい方はMarkⅡの方が良いかと思います。画像はフロント用となります。サイズは19~21インチまでありますので、殆どのヴィンテージバイクで使用可能です。値段も1.7万位からとお手頃な値段設定となっています。「Avon Speedmaster MarkⅡ」で検索して頂ければすぐに見つける事が出来ます。ribbed同様に何種類か御座いますので用途によって使い分けて下さい。

Avonはイギリス初の会社となります。1890年頃よりタイヤの生産を開始致しました。バイク用タイヤは1911年頃より作っています。1950年代から60年代前半にかけては、Avonタイヤじゃなきゃレースに勝てないと言われた時代もあるほどです。現役のサプライヤーとなります。私も長年使っていますが、バランスの取れた良いタイヤです。

ダートマン

ALLSTATE TIRES(オールステートタイヤ)
日本のメーカーとなります。カッコ良いタイヤメーカーですが意外と知られていないません。ALLSTATE TIRESの定番タイヤはDirtManですかね。シンプルなデザインのクラシックタイヤとなりますので、純正派でボリュームを出したい方に良いかと思います。ribbedはちょっと攻めすぎだなぁ~って方にもお勧めです。「オールステートタイヤ」で検索して頂ければすぐに見つける事が出来ます。

 

MICKEY THOMPSON

最後はこちら
MICKEY THOMPSON(ミッキー・トンプソン)
ドラッグレース用のタイヤとなりますが、この昔から変わらないM/Tロゴカッコいいですね。たまーにストリートで使っている人を見かけますが、オシャレは命がけですね。ドラッグ系でしたら Hoosier(フージャー)、MOROSO(モロソ)辺りも有名です。

この記事を書いていて初めて知ったんですが、MICKEY THOMPSON日本公式サイトなるものが存在するんですね。当然サイトも日本語です。「MICKEY THOMPSON日本公式サイト」で検索してみて下さい。

クラシックタイヤは現行品と比べるとサイドウォールが出ていたりハイトが髙い物が多いです。取り付ける前にスイングアームやチェーン、ブレーキロッド等とのクリアランスを確認してから購入しましょう。

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