Arielにピンストライプを入れてもらいました。
1950年代に白人のデブのおっさんが乗ってそうなバイクをイメージにカスタムして来たアリエルですが、だいぶ形になってきたので、仕上げに外装にお絵かきをしてもらいました。ウルトラライトカスタムをより引き立てるためお絵かきはガッツリめ。
柄や構図は鬼才Hoodoomanにお任せ致しました。さすがHoodooman期待をはるかに上回る仕上がり。当然ながらHoodoomanは当時の時代背景にも詳しいわけで。当時の時代背景に詳しいことは僕的には絶対条件なわけで。なぜかといいますと、ビンテージの車両にビンテージのパーツを集めて当時風のカスタムをしているのに、ピンストだけ現代風はちと外し過ぎ。
ピンストライプ=細くて繊細で左右平等。って感じですがこのスタイルになったのって結構最近の事なんですよね。50年代や60年代初期のVondutchとかの作品を見れば解ると思いますが全然左右平等じゃないし、線も太いし今のスタイルとは全然違うんだな。この辺の情報があるか無いかで、最終的な仕上がりに凄く影響が出てくると思うんだよね。
僕の車両では太くて左右平等じゃないピンストがハマルけど最新のバイクには全然合わなかったするわけで。フルオリジナルのナックルにディスクブレーキ付いてたら違和感あるでしょ?それと同じことだよね。更に言うのであれば、最終的にはこんなガッツリピンストが似合うようにカスタムを進めて来たんです。
もっとスタイリッシュにしたいならタンク変えてフェンダー変えてBTEやスパルトとかビンテージのパーツで組んじゃうんですが、それはちょっと違うんだよね。純正タンクに純正フェンダー、ポイントでブルードット、ハンドルはへリングスのアップでアクセサリーライトって位が丁度良いんです。この車両のテーマは”50年代のデブの白人のおっさんが乗ってそうなバイク”だからね。ようはB級チョッパーではなくB級アメリカかぶれ英車を作りたかったんです。伝わるかな?笑
ご覧の通り、左右平等じゃないし線も太いけどこれが良いんです。これこそ正に僕の求めていたもの。Hoodoomanにお願いして大成功だった。
ミーハーなのでタイムラプスでピンストライピングを撮影してみました。専用の機器を持っていないので、スマホにアプリを入れて移動式の椅子を動かしながらの撮影です。ぶれぶれですみません。汗
自画自賛だけど、このピンスト最近入れたようには全く見えないだよね。サバイバー引っ張って来ました。って言われても全然違和感が無い仕上がりだと思います。これって当時に詳しい人にそれっぽい雰囲気で入れてもらえたからこそ実現できたことだと思います。技術と知識だね。
Hoodoomanの作品を直で見てみてください。ハマるはずです。