ハーレー及びチョッパーのヴィンテージテールライト

本日はテールライトについて書きました。

ヘッドライトについては色々なヘッドライトライト①,色々なヘッドライト②で書いて、ウィンカーについては色々なヴィンテージウィンカーで書きましてので、テールライトについても書きたいと思います。

まず始にテールライト(尾灯)の保安基準について書きます。光源が5w以上で表面積が15cm2以上となります。光源とは電球のことで、表面積とはレンズの大きさ(正面から見た時)を示しています。ルーカステールの表面積は11cm×5.5cmなので表面積は55cm2となります。スパルトテールの場合は直径が5cmなので2.5*2.5*3.14で19.6cm2となります。ナンバー灯や色の規定もありますが、二点とも面積はクリアーしています。細かいルールについては、道路運送車両の保安基準 第37条を参考にして頂ければと思います。

テールライトと言っても色々な種類が御座いますので、今回は超定番+αを紹介して行こうかと思います。

まず始はルーカステール
ご存知かとは思いますが、ルーカスはイギリスの電装メーカーとなります。テールライトの名前ではなく会社の名前です。1960年代から70年代にかけてヨーロパ車で多く使用されていた電装メーカーです。ルーカステールの正式名称は525や564となります。サイズやレンズのカットによって名前が変わります。70年代には色々なメーカーがルーカスタイプのテールライトを販売していました。日本ではオリジナルの525や564よりもBATESやBECK等が販売していたルーカスタイプのテールライトの方が人気があるようです。

525

564

スパルト
もはや不動の地位を築き上げてるスパルトテールですね。ルーカス同様にイギリス発の電装メーカーとなります。長きに渡り各メーカーがスパルトタイプのテールライトを販売しています。詳細は別記事で書きましたので、こちら(スパルトテールについて)を御確認頂ければと思います。

スパルト

デュオテール(Duotail)
1928年から1931年までのford model-a にて使用されていました。レンズが上下で別れています。オリジナルは上レンズが縦リブ下のレンズが円タイプとなります。STOPのロゴ入りやロゴ無しなど色々なタイプが在るのもこのテールの特徴かと思います。

duo

マスタークラフト(MASTERCRAFT)
全世界的に高騰しています。最近ではアメリカのHYPERKILLER(ハイパーキラー)が再販を行っています。4~5年前は2万位で買えたのですが、今では5万以上します。ヴィンテージパーツ全般に言えるのですが、アメリカの景気回復と共に値段がどんどん上がってきています。欲しい物は今のうちに買った方が良いかもしれません。

mastercraft

スクエアー
70sの定番パーツです。TCMEやD.S.C(Drag Specialties)などの様々なメーカーから販売されていました。馬のロゴ付きレンズは
D.S.C製となります。現在ではEMGOなどの台湾メーカーが販売しています。

TCME

エレクトロラインN5(ELECTROLINE)
バードゲージです。アメリカではアーマーライトと呼ばれる事の方が多いです。これも別記事で書いていますので、よろしかったらそちらをご覧ください(エレクトロラインについて)

erectroline-n5

そしてなぜかエレクトロラインのストック大量にありますので、買ってください。笑

 

ざっくりになってしまいましたので、随時追加して行きます。

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