英車にブリスクスパークプラグ|旧車|トラアインフ|BSA|ハーレー

前々から気になっていたのですが、価格の問題とイリジウムの性能に満足しており中々試す機会のなかった 、ブリスクプラグ(BRISK SPARKLUG)ですが、

お世話になっているアメリカのディーラーから試供品を貰ったので試してみました。もらった品番はDOR12LGS。僕らの見慣れた規格で言うとBP(多分抵抗入りなので、BPRかな?)タイプ。NGKだと#7~#9(マルチレンジ)、デンソーだと#22~#27(マルチレンジ)に適合するようです。(因みにLGSはランブルギーニスタイルの事らしいです。。。)

 

国内流通価格は2,000円前後で、アメリカでは18ドル位が一般流通価格でした。試しにヨーロッパでの市場価格も調べてみましたが、同じぐらいの価格でした。BRISKはチェコの会社のようですが、価格は世界的に統一されているようです。イリジウムプラグより少し高いかな?って感じですね。(チェコって聞くと、チェコスロバキアかぁ~。って一瞬思ってしまうんですが、チェコスロバキアは大分前に解体されているんですよねぇ。。。)

イリジウムと価格的な大差はないのですが、僕がもらったDOR12LGSはメーカー推奨使用距離が30,000キロ(チューニング時)となっていたので、イリジウムと比べると短いかな?

参照URL

良く見る「音が変わった(排気?エンジン?)、トルクが増した」などのインプレをしても意味がないと思いますので、数値で違いを見てみる事にしました。数値と言っても馬力やトルクなど色々ございますが、今回は一番お手軽な空燃比で見てみます。

今回の被験者はBSAのB40君
最近立ち上げたばかりのニューカマーです。外装と足回りをやっただけでエンジンは開けていません。元はデスビでバッテリー点火ですが、現在はELECTREX WORLDの無接点方式で運用中。キャブレターはお馴染みの中華3,000円キャブ。径調整のためのボーリング、張り付き対策に穴追加、メインジェット、ニードル、ホルダー類は自作品に替えてあります。

 

アリエルにも似たキャブ(PWKもどき)を付けた事があります。

アリエルにPWKを付けてみた

 

 

国内のBRISK情報によるとCDIとLGS(僕がもらったプラグ)は相性が悪いらしく云々。。。。って書き込みをちらほら。なんでもCDIは放電時間が短いため、ギャップの大きいLGSには向かないらしいです。

CDIの放電時間が短い事は解っているけど、実際のところどれ位なのか解らないので、ググってみたところ、一般的なCDIの放電時間は0.5ms~0.7ms位のようです。TCIは2.5ms位あるようなので、単純な値の比較だと差は一目両全です。周波数でいうと2kHzってことですね。自分のオシロで見たわけではないので参考値ですが。暇が出来たら特性拾ってみます。

検証方法は決まりましたが、評価の方法が微妙ですね。調子が良くなるっ事はミスファイヤーの減少、燃焼効率の向上とかですか?燃費も良くなるのかな?色々な要素がありそうですが、現状では全て想像上の話となってしまいますので、プラグ形状の違いによる違物理的な影響について考えてみました。

電極形状の変更にる混合器気の流れの違い。
電極形状の変更による燃焼効率の違い。
燃焼効率の高効率化による燃費の違い。

他にもありそうですが、電極形状の違いが気になり、電極に起因しそうな理由を意識的に探してしまいました。色々な要素が重なって相乗効果で調子が良くなります!!って言いきればそれで終わりなんでしょうが、案ずるより産むがごとしで値の変化を見てみることにしました。少なからず何かしらの違いはあるはずです。

今回はここまでです。

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